【鬼滅の刃】全体の物語りを通して

鬼滅の刃、ついに本誌でも完結しました。

想像以上のハッピーエンドなんですが、どこか引っかかる。「残酷」で始まった物語りが「子孫繁栄+皆も転生で超ハッピー」な締めくくりに。

本当に「完結」したのか、それともまだ「ただの区切り」として終わったのか。なんだかモヤモヤします...

 

初期の鬼滅は罪人と悪人の違いを区別しており、そして己が犯した過ちを悔うもの(鬼)には慈悲の心を持って相手を重んじる姿勢がしっかり描写されており、それが炭治郎であり私がこの物語りに強く惹かれた要素のひとつなんです。「鬼は悲しい生き物」なんだと。そしてこの主人公が最後まで、この世に起こる理不尽とどう向き合って闘うのか、という理由でファンとして最後までこの物語りを見届けていこうと思ったのです。

 

ですが物語りの後半(主に無限城戦)では鬼殺隊隊員同士の絆や信頼関係などの描写がよく描かれた反面、前文のそういう要素がなくなってしまって、むしろただの復讐劇に近い感じがしました。「正義は正義で悪は悪」と。そうなると結局「鬼/鬼となったモノは絶対悪で救いようがないモノ」という解釈になってしまって、自分としては鬼滅の刃の「鬼」という存在がなんなのかわからなくなってしまいました。

 

それから主人公以外のキャラクターたちの視点やモノローグをもう少し描いて欲しかった。例えば善逸、彼は耳がいい分周りの人達の思考や感情など手に取るようにわかるはずなので、それを踏まえて善逸自身の心境や心情を読者として読みたかったです。

 

もうひとつの引っかかりは、この物語りの宿敵(無惨)と日の呼吸の剣士(縁壱)の因果関係が思ったよりもあっさりしていたこと。もっと複雑でどろどろな感じでもよかったと思う。

 

何より縁壱の性格や思考がわからない。なぞが多い

 

個人的に読みたかった話しの筋は、鬼が誕生して以降の1000年の間で起きた殺し合い、そこから生まれる怨念憎悪が年々蓄積され、やがてひどく複雑に絡み合った“因縁”という名の毛糸の塊も生まれてしまうが、竈門兄妹の存在により周囲に変化と奇跡をもたらし、絡み合った糸を少しずつ解いていき(伏線回収や鬼殺隊の存在意義の問答もありつつ)、巡り巡って最終的に無惨を倒す、という流れであって欲しかった。

強いて言えば、最終回は生き残ったキャラクターたちが残り僅かの寿命の中でも人として精一杯生きるみたいな少し切なさを感じさせるハッピーエンドの方が良かった。あとはファンがキメ学で思う存分妄想しますので。(?)

その他、日の呼吸13の型や青い彼岸花など...あまり深く掘りすぎてない感じで勿体ないです。

 

 

鬼滅の刃

妹に勧められて見始めたのがキッカケです。この作品に出会えて良かったと心の底から思えるの(ありがとう妹😊)

この作品を一言で例えたら「悲しい鬼退治」ほんまにこれです。

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1話を観た感想はというと「とにかく富岡義勇はめちゃくちゃ優しい男」だということw

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この画像だけでも優しさが伝わる

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ちょっと遠くに落ちた羽織を炭次郎の隣に広げ、ねずこを抱いてその上に置き、荒れた着物を直し、羽織を着せ、血まみれになったねずこの顔を拭き、そして彼女が簡単に牙を人に向けないように口に竹筒(その場で作ったのか事前に持ってたかは知らないけど)を付けてくれた。

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そして最後、炭次郎が起きるまで待ち、起きたら鱗滝さんの元へ行けと申した後あの場から去る。こんな優しいやつなかなかいないですよ。ましてや初めて出会った兄妹に対してさ、すごいですよ。あんたがいなければこの物語は始まらなかったからね。

 


ふと思ったのが、もし義勇さんじゃなくてほかの柱のメンバーが駆けつけてきたら、ねずこは確実に殺されたかも知れない。同情なんてしなかっただろう。因果って面白いね。

 


修行のシーンでいいなと思ったのは、ちゃんと五感を鍛えそれを知識としてではなく身体で覚えるという、アニメでも修行らしい修行だなと思った。

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第4話で手鬼を初めて見た炭次郎が驚くあまり手脚が震えながらも堪え(マジリアル)、襲われてる人を助けるシーンはかっこよかった。

個人的にさびまこの話しで鳥肌が立った。まさか亡くなってたなんて予想もしてなかった。手鬼があの二人をどう殺したかを丁寧に説明する様はめちゃくちゃエグかった(子安さん凄い)

 


これ以上犠牲者を増やせまいと手鬼を切るアクションはスピード感がありパワフルで一個一個の動きが綺麗。

 


そして最後(5話)、私がぐっと心に来たシーンは手鬼の首を切った後の炭次郎の表情だ。敵に対して無関心な顔でも怒った顔でもなく、相手のことを重んじて悲しんでる目をしてた。手鬼に近づきソッと手を握ってあげた途端、手鬼に目から大粒の涙がこぼれ落ちた。「神様どうか、今度この人が生まれ変わる時、鬼になんてなりませんように」と炭次郎は心の中で祈りを捧げた。

こんなにも優しくて慈悲深い子は初めて見た。

炭次郎、家族を鬼に惨殺されてましてや鬼のせいで妹が鬼になったのにも関わらず、慈悲の気持ちを忘れていないのが凄い。(お姉さん泣きそうになったよ)

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確かにバトルアニメを観て忘れがちなのは、相手が敵でも慈悲心を忘れてはならないという事。

普通だったら、味方はちゃんと守るが敵を殺してざまーみろな感じで😅考えが幼稚ですよね。

 


なので「鬼滅の刃」は私にとって久々の【神アニメ】の作品になりそうです!

 

どろろ 1話の感想

2019年1月に放送を開始した手塚治の作品『どろろ』。もうほんっっっっとに1話が最高でした!

そこで私なりの感想を書きます___ ✍🏻

 

最近のアニメの時代背景って、現在・近未来・異世界、などがとても多くて、たまにストーリーに現実味がなかったりしますが、どろろの時代背景は戦国時代で常に切ったり切られたり道に死体がゴロゴロ転がってたりが日常茶飯事。今のネット時代に生きている私たちはそういう遠い昔の事なんて大河ドラマを見ないかぎり忘れると思うんです。なのでそういうシーンをアニメで見ると改めて昔の日本の姿が再認識出来るし、「なるほど。こういう事があったから今も京都って広範囲にわたって陰気臭い場所が多いんだな。」と実感出来る(笑)  まだ沢山のお御霊が成仏していないと言うことですよね(´・_・`)

 

そしてアニメの背景は実に見事👏🏻 あの重苦しい時代の雰囲気が絵として伝わってくる。なにしろ先に墨汁を使って背景を描いて、さらにPhotoshopで色をつけていくやり方なんですって😳❗️そりゃークオリティが違うわな。

 

キャラといったら百鬼丸がほんまカッコイイ。体のほとんどがカラクリだが、非人間的な動きをするアクションシーンは何回観ても美しい。動き一つ一つは速いけど丁寧に描かれている。

 

そしてこの1話はこのアニメの導入として完璧。最後らへんで、これから先一体どんな事が起こるのか大体予想できる。普通なら何話か観ないとわからへんやんww 

 

そして妖怪を倒すたびに奪われた体の部分を取り返していくので、毎回違った百鬼丸の姿が見れるのが楽しみやね😚

 

あたいの文章、そしてそして使いすぎww

 

 

 

あけおめ2019ことよろ...。

なんだろうね....2019年になったのに、まったく年明けた感じがしなかった。花火も全然盛り上がらなかったし😧 

ほんで1日の夕方は父親の仕事場のキッチンを借りてコーヒーミルク&アイスクリームを作ったよね。お母さんコーヒーを濃く作り過ぎちゃって、アイスクリームをめっちゃ入れるはめになった😂 (これで太ったような気がする💦)

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何日か過ぎた後、ケイコさんと一緒にaclimação の韓国料理店🇰🇷行ってきた。

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f:id:sayaka1403:20190118070634j:image前菜は美味しかったな✨

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f:id:sayaka1403:20190118070845j:image肉はもちろんウマミ😋☝🏻

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VSCOでの加工は綺麗よね

 

12/25/2018 it was nothing to do

ブラジルで最後のクリスマス。全くと言っていいほど、なんもやってないです。

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前まではクリスマス前に部屋を可愛く飾り付けしたり、頂いたプレゼント🎁をツリー🎄のそばに置いといたり、そしてクリスマスの夜はちょっと贅沢にお寿司やケーキとか美味しいものを食べたり、お父さんはダッサイサンタさんの格好してみんなを楽しませたり、いろいろと楽しかった。

 

ほんで今年だよ、全然クリスマス気分じゃない。飾り付けがめんどくさくなってきたし、豪華なもんはもう食べないし... 

 

こうやって年が増えると共にこういう子供心が消えていくんだなぁとしみじみに思った。